
はじめに このページは写真無し。文章のみ。 カシミール及びGPSに興味のない方にとってはつまらないページなのでお帰り下さい。 私のホームページを以前から見てくれている人は、私が山行記をホームページにアップする度にカシミール画像をアップしているのもご存じのことと思う。カシミールをやっていると次第に、そして無性にGARMIN社のGPSが欲しくなる。GPSが何かと言うと車にカーナビを取り付けて居る人は分かると思うがアメリカが打ち上げた人工衛星を利用して自分の居る場所の正確な位置情報を知るための道具である。そして何故カシミールで遊んでいるとGPSが欲しくなるかというと、カシミールはGPSのデータを吸い上げてカシミール画像の中にGPSの位置情報を入れることが出来る。また逆にカシミールで登録した位置情報をGPSに送ることもできる。これでいろいろ遊びの幅が広がってくるのだ。 具体的に何が出来るかというと山歩きで実際に歩いたコースを地図上に正確に再現することが出来る。今日登った東三方ヶ森は1/25000地図を見ても登山道が書かれていない。しかしGPSを持って登山道の情報を入れて帰れば帰宅してからカシミールで正確な登山道を描くことが出来る。またカシミールからGPSに東三方ヶ森の山頂の位置情報を登録しておけばガスの中でも山頂を見失うことはない。1/25000地図上に登山道が書かれている山の場合はそのルートをGPSに入力しておけば道に迷う心配はない。ついでに面白い使い方を紹介するとハンググライダーで遊んでいる人はGPSを使って自分の飛んだ航跡図をカシミールで描いてホームページにアップしている。 GARMIN社のGPSは何種類か発売されているが、私が欲しかったのはeTrex Summit。位置情報以外に電子コンパスと高度計が内蔵されている。値段は3万円ちょっと。私しか使わない物(オモチャ)に我が家の大蔵大臣が3万円も出してくれるわけがない。では、どうやって私はゲットしたか。それは最後の手段(最初から最後の手段を使うのだ)の泣き落とし作戦だ。実は私は来月12月に○十歳の誕生日を迎える。人生○十年と言われるあの○十歳だ。そこでお誕生日プレゼントにこれが欲しいと哀願したのである。子供の誕生日にいろいろプレゼントは買っていたが自分の誕生日には何もプレゼントなんかもらったことがない。妻もそれは分かっている。だから○十歳の誕生日プレゼントにこれが欲しいんだと言ったら仕方がないと買ってくれた。良かった。最初から最後の手段を使ったのでここで拒絶されたら次の作戦が思いつかないのだ。 GPSをどこで買うか?私の住む田舎町のスーパーでは売っていない。大都市のアウトドアショップでは売っているらしい。わざわざ大金はたいて東京、大坂まで買いに行くわけにはいかない。そこでインターネットでGPSを通販しているところを何カ所か見て回り安いところに注文した。料金は郵便振り込み。 入手したのは良いがマニュアルは英語しかない。インターネットでGPSの使い方を書いたホームページを探して、それを見ながら使い方を覚える。 11月17日に瓶ヶ森に持っていった。しかし使い方がよく分からないままに持っていったので特に書くような出来事無し。ただし瓶ヶ森山頂で見た標高の誤差はわずか10mだった。ここで標高のキャリブレーションをする。 11月24日松山市内のスーパーに買い物に出る。運転中にGPSの小さな画面を見るのは危険なので助手席の子供に渡す。すると上の男の子2人だけでなく娘も加わってGPS争奪バトルが始まった。私の車にはカーナビは付いてない。子供は車の走った通りにルートが表示されるのを喜んで見ている。来月○十歳を迎えるオッサンでさえ欲しがるオモチャなので子供も強い興味を持っている。それにあちこちボタンを触りまくるのでまだ私が知らない機能を子供が先に覚えてしまった。 11月25日。いよいよ本番。中高年登山教室で東三方ヶ森に行く日だ。ここは最初にも書いたが登山道が1/25000地図に書かれていない。だから自分でGPSとカシミールを使って登山道を書こうと思っているのだ。 バスを降りた時点で電源ONしSTARTポイントを登録する。今日の参加者の中にも一人GPSに興味を持っている人がいるので見せびらかす。最初は林道歩き。GPSを右手に持ったまま歩く。しかし狭い谷間の林道を歩いていると時々人工衛星が捕捉出来なくなるようだ。GPSの画面には人間の形をした記号が出ているのだが人工衛星を捕捉できなくなると<お星様が見えないよー>と無きべその記号になる。その度に<おーよしよし、もう少しでお星様の見える広い場所に出るからねー。それまで待っててねー>と頭を撫でてやるのである。 曲がりくねった林道を歩くとGPS画面にもその通りの曲がったルートが表示される。こんな単純なことで<さすがGPS>と思いながら歩く。途中、広場で休憩タイム。コンパス(磁石)を持ってきている人にお願いしてコンパスを見せてもらい、GPSの電子コンパスと並べて誤差がないかチェックする。するとピッタリ同じ方向を指している。凄い。 やがて登山口に来た。GPSをシャツの胸ポケットに入れる。少し歩いてポケットから取り出しルートを確認すると人工衛星が捕捉できてなかったようだ。そこで一度場所を覚え込ませて、またポケットに入れる。今度出すとまたも人工衛星を捕捉できていない。どうも胸ポケットに入れることは良くないようだ。以後は余程の急傾斜でない限り右手に持ったまま歩く。いい年したオッサンが右手の中を覗きながら登山道を嬉しそうに歩くのだ。 途中標高1035mの4等三角点通過。GPSの標高では1030m。誤差は5mだ。ここも場所を登録しておく。 山頂に着いた。標高1233m。GPSでは1232m。誤差1m。先ほどの標高が低い地点よりも誤差が小さいのはどういうことだ。先週瓶ヶ森の山頂で標高のキャリブレーションをしたので標高が高い方に精度が合ったのかな?ここも当然場所登録。次回登る機会が有れば登山道が分からなくても山頂を見逃すことはなくなるぞ。 ところで山頂のようなGPS登録ポイントはデジカメ撮影ポイントでもある。GPSとデジカメを持ち替えながら写真をとったりGPSデータを登録、確認したりと忙しい。GPS付きデジカメが欲しいところだ。ついでに携帯電話も合体して欲しい。ちなみに私はPHSしか持ってないので最初から山には持ってきていない。 昼食後出発。いきなり急傾斜のアップダウンがあり、さすがに右手に持ったまま歩くのは我が身の危険も有るしGPSを落としたら取りに行ける状況じゃないので胸ポケットに入れる。藪漕ぎが有ればGPSを持った右手を上に突き出して歩くのだ。 来たときとは別ルートなので画面には来たルートが表示されており、それに対して現在地はこの辺だよと表示してくれる。今回の場合行きも帰りも尾根歩きだったので、あの尾根を歩いてきたのかとすぐに分かる。そしてズームを変えていくと朝のSTARTポイントはあの辺かと分かるのだ。 終点も近づいたなと思える頃画面が消えた。電池切れ。どんなハイテク機器でも電池が切れたら動かない。ということで登山教室のルートを全部覚え込まそうと言う当初の計画は電池切れのために挫折してしまった。しかし帰宅してカシミールを見ると今日のコースは尾根歩きばかりだったので、わざわざGPSのデータを入れなくても登山道作成は容易なコースだったみたい。 さて実はこのあと最後の難関が待っている。カシミールとのデータ通信である。これを書いている時点ではまだトライしていないが無事に出来たら再びおまけのおまけとしてアップの予定。 本日の教訓 1,シャツの胸ポケットに入れると人工衛星の捕捉が出来ないようだ。適当な場所に取り付けないといけない。何か良い手段は無いかな。人工衛星の捕捉のためには肩に取り付けるのがベストだろうな。 2,電池は必ず予備を持っていくこと。 東三方ヶ森の山行記に戻る |